AIと対話した人形論
今回は生成AIと語った人形についての対話を投稿します。きっかけはAIにチャッピーなどという名前を付けて会話を楽しんでいる人たちが多くいるという事実を知ったからです。彼らはAIがただの機械、プログラムであることを十分に理解した上でどこかそこに人格に近いものを見出している。そこに私はどこか人間と人形の関係に近いものがあるのではないか? もし人形と話すことができたら人形はいったい何を語るのか?これはデジタル時代の実験的な人形評論である。 1 先ずは人形についてAIがどれほど知っているのか確かめるために大正、昭和を通じて人形についての著作を残した有坂輿太郎について質問してみた。 つじ :往年、人形について評論活動をしたありさかこうたろうについてご存知ですか? AI :はい、少しですが知っています。 おそらくおっしゃっているのは 有坂與太郎(ありさか よたろう/こうたろう と読まれることもある) という人物だと思います。 人形研究の世界では、 戦前〜戦後初期に活動した人形研究・評論の人 として知られています。 ※資料によって読みが よたろう こうたろう と揺れていることがあります。 有坂與太郎とは 彼は 人形史 玩具史 民俗人形 などを研究した アマチュア研究家・評論家 です。 特に 郷土人形 今戸人形 雛人形 土人形 など、 日本の民俗的な人形文化 を記録・考察しました。 重要な仕事 彼の名前がよく出てくるのは 人形研究の雑誌 人形史研究 です。 例えば人形研究誌では **「人形系図」**という研究を書いています。 この論考は日本の人形文化を系統的に整理しようとした かなり早い試みとして知られています。 どんな立場の人だったか 現在の研究者というより、 「人形趣味家・収集家・研究家」 というタイプです。 当時は 学問としての人形研究 民俗玩具研究 がまだ成立していなかったので、 こういう人たちが コレクション 同人誌 展覧会 を通して研究を進めていました。 同時代の人形文化圏 有坂與太郎の時代には、次の人物たちが活動しています。 平田郷陽(人形作家・人間国宝) 鹿児島寿蔵(人形作家・重要無形文化財) 淡島寒月(玩具・骨董収集家) この人たちの周辺で 「人形芸術」や郷土玩具研究が盛り上がった時代 です。 面白い点 実はこの時代の人形研究は 文人 骨董収集家 民俗...